群馬県太田市のさくら接骨院    ひじ・ひざ・腰痛・肩こり・交通外傷などでお困りのあなたに

さくら接骨院  てのひらから伝わるまごころの施術

院長の成り立ちと熱意

院長はなぜ、サラリーマンから柔道整復師を目指したのか?その熱意と成り立ち

30歳にして天命を知る。

こんにちは、院長の荒井です。
これから、さくら接骨院の成り立ちについて少しお時間を頂きます。なぜ院長の荒井(私)が柔道整復師になり、さくら接骨院の開業に至ったのかということをご説明いたします。

私は、過去に大きな交通事故を2度経験し、小さな事故は4度経験しています。大きな交通事故とは、2度ともダンプカーに後方より追突され、頚部・腰部周辺を痛めました。
そして、長期の療養生活やその後遺症が原因での転職や色々なつらい思いもしてきました。当然、治すために整形外科などの西洋医学や、東洋医学である針治療、整体、気功、接骨院など、良いらしいと評判を聞いた治療は自ら積極的に調べ、通い、様々な治療を受けました。とにかく回復したい一心で、様々な治療を受け続け、結局行き着いたのが、心も身体も治療して頂ける接骨院での治療だったのです。

そのころ大手OA機器メーカーで、某プロジェクトを担当していたため、通勤で往復2時間、朝6時半には家を出て夜10時ころ帰宅。集中力と創造力を必要とする仕事に付いていました。家に帰ると痛みのためボロボロの心身との格闘。そんな私を見かねた家族が頚部や腰部を手当てしてくれる始末でした。

そんな矢先、ある女性(現在の妻)の紹介で、とある接骨院へ治療に伺ったのです。その先生は、言葉は多くありませんがすべてを包み込むような温かい対応で、治療に一生懸命に取り組まれていました。手を通して「早く良くなれ。治れ」と身体に語りかけてくるのを身体が感じ、今まで私が受けてきた様々な治療との違いを知りました。安心して身体を任せられる、「ありがたい」そんな思いでした。今度生まれ変わったらこんな仕事をしてみたいな、とその時に思ったのです。それが柔道整復師という仕事を知った第一歩でした。その後、数年間いつも心の中でその思いがふくらんでは消え、またふくらむ…そんな日々をすごしていました。

まさかこの時点では自分が柔道整復師になるとは全く想像していませんでした。その後時は流れ、30才の時、任されていたプロジェクトが無事完遂し、高い評価を得て最高の満足感とともに、少しの空虚感を心に抱くようになっていました。自分の人生を、自分と言う人間をもっと表現できないか。自分をもっと活かす方法はないのか。自分だけしかできないことは何か。問いかけました。気が付くと、「過去の経験を生かして柔道整復師になろう。」と妻子持ちの自分を省みることなく、私は走り出していました。

人との出会い。

私は人との出会いに大変、恵まれているといつも感謝しています。

その中でも第一の出会いは「妻との出会い」でした。彼女は、私の無謀な転機の決断を許してくれ、いついかなるときも、常に後方より支援してくれます。私の行動に対して助言はしますが、駄目だとは言ったことはありません。その存在のありがたさ、彼女の力強さ、優しさを私は尊敬し、また常に感謝しています。

さて、走り出した私はその後どうなったかといいますと、苦難の末、柔道整復師の学校に合格し(このころは全国に14校しかありませんでした)、妻子を群馬に置き単身、東京での生活。昼は接骨院での丁稚修行、夜は学校での勉強、家族の支えもあって、3年後、無事に国家試験に合格し国から柔道整復師のお墨付きを頂きました。もう、十数年前の話になりますが…

無事柔道整復師となった私でしたが、免許を頂いてもすぐ何かできるわけではありません。まず考えたのは治療には「幹=コンセプト(基本的な考え方)」が必要だということでした。柔道整復師が行える治療範囲は保存的(手術や投薬は行わない)療法を、運動器に対して施術し治療することです。では、何が一番身体に対して影響力を持っているのだろうと考えた時、「身体の外からの影響」と「身体の中からの影響」の二点が浮かび上がりました。

ちょうどその頃、「構造医学」という学問との出合いがありました。「重力」と「熱機関である人間」に対する考え方には非常に刺激を受けました。地球上には重力が存在し、その重力によって人間の身体は負荷を与えられています。地球上で生活している私たちが、「重力」から逃れられないのなら、重力に対応できる体を作ればよいのでないか。私は、その体づくりを手助けすればよいのだ。と考えたのです。そこから独自に生み出された概念が、人間の3つの運動軸を整えれば良いのだ、という事でした。これが「幹=コンセプト(基本的な考え方)」となったのです。これが、現在施術してる「軸整体」です。(詳しくは「軸整体とは」をご覧下さい)この考えを基に治療を組み立てようと考えたのです。

幹が成長すれば枝や葉が必要です。
1の枝は 骨と骨を結び支柱となる関節を主体とした骨格系
2の枝は 各運動を支え、熱を作りだし動きを司る筋肉系
3の枝は 各器官をコントロールする自律神経系

この3つの枝に基づき技術を研鑽しようと考えました。

ここで出会ったのは、
1の骨格系については、「日本医武術 カイロオステ技法」の創設者である白井秀道先生との出会い。白井先生に師事し内弟子となり稽古。カイロオステ技法は、アメリカのカイロドクターである白井先生がカイロプラティクとオステオパシーを融合し作り上げた技法で各種検査に基づく安全な骨格矯正技法です。白井先生の手厚いご指導の元、習得いたしました。

2の筋肉系については、京都の松村先生が考案したバランス療法との出会い。この療法を参考に、独自の検査法を考案し250ある筋肉を各運動に対して細分化、この運動はこの筋肉が原因だが体のここが支点になる、ここがこの筋肉の補助となる、など身体全体の協調性を重視した安全で安心できる技法を習得いたしました。

3の自律神経系については、まず気功との出会いがあり、村松一夫先生と出会い。村松先生と中国北京人民解放軍気功研治所を訪問。中国10大名医の一人である万蘇建老師にご指導いただき、意識と呼吸による身体のコントロールを学び。その後、万老師の弟子の武暁紅先生より外気功師の認定をいただきました。

また、自律神経と冷えについても注目。テレビや雑誌でご活躍の、全国冷え症研究所の山口先生と出会い、ご指導いただきました。

現在は、身体の使い方をテレビ・雑誌で話題の「骨ストレッチ」の創始者 松村 卓先生より「松村塾」にて直接ご指導いただいております。
運動の苦手な方でも、簡単にすぐに効果を確認できるストレッチ法です。
詳しくは当院までお越しください。

このような超一流の先生との出会いがあり、私の幹に沢山の枝、葉が宿り、現在のさくら接骨院の治療が形成されているのです。

私の身体が証人だ。

先に述べましたように、私は過去の交通事故により、腰部の椎間板ヘルニア・頚部脊柱管狭窄症を持っています。そのつらい経験から、患者様の訴える症状がよくわかります。痛みの経験がなく、机上で勉強した知識と症状に対応した経験でお話しする先生は少なくありません。しかし、私は、身をもってそのつらさを体験し、またそれ故、どのような治療法が必要とされているのか、どのような治療法が最適なのか、自分自身の身体を通して深く、深く知ったことにより、患者様の立場でお話を伺い、考え、判断し、手のひらを通しておひとりおひとりにあった施術ができるのだと自負しております。

さくら接骨院で行っている治療は、私の身体で治療体験してすばらしいと思ったもののみを取り入れて組み立てております。だから安全で安心のおける治療なのです。

私と同じ苦しみの人を救いたい。…私に出来る社会貢献とは。

私は過去の経験から、私と同じ様に痛みと戦いながら、企業で生産活動を行う方や、スポーツで活躍する方、機能回復のために一生懸命戦っている方、そんな方々に対して、自分の経験や知識を少しでも役立てて活かしたいと考えています。そんな想いから転身し現在に至っていることから、常に良いものは取り入れ治療を進化させるべく毎日毎日、研究と研鑽に励み、さくら接骨院の治療を通して提供しております。これからも更に進化し続けると思います。私たち(さくら接骨院)が皆様に貢献できることは、早期に疾患から回復する手助けを行うことにより、社会的生産性を上げるということです。つまり、痛みや障害から解放され、やりたいことのできる身体を作り、楽しい生活が送れるようにすることです。

皆様が疾患に悩まされず、生き生きとした社会生活を送る手助けをする、それが「私に与えられた使命ではないのかな」と気付き悟りました。

これからの夢。

私は今まで勉強してきたことを統合してひとつの「軸整体」という言葉でまとめました。この「軸整体」を通して多くの患者様のお役に立てればと考えております。しかし、さくら接骨院だけでは多くの患者様にはお会いし治療することができません。出来ることなら、同じ志の方々とより多く出会い、研究・研鑽できればいいなと考えております。治療院を出てゆくときに満面の笑顔で「ありがとう」と最高の賞賛を得られる。そんな治療院をたくさん作って行きたい。それが夢であり、たくさんの人への社会貢献に繋がることで、私の自己実現になると考えております。この夢、きっとかなえます。