群馬県太田市のさくら接骨院    ひじ・ひざ・腰痛・肩こり・交通外傷などでお困りのあなたに

さくら接骨院  てのひらから伝わるまごころの施術

症状別・部位別の対策

むちうち(交通外傷)

どうしてむちうちって言うの?
語源は、猛獣使いの鞭がしなるような形で、車に追突された時に、身体だけが急激に前に押し出され、頭だけが残ることによって首に負担がかかり、首に損傷を負うことからきています。つまり、ケガの起こり方がそのまま病名となっているのです。正しくは、「むちうち損傷」といいます。
どんな症状があるの?
大きく4つの分類があります。
通常最初に捻挫の症状が現れます。首が前後に激しく振られた時に起こるので、普通の捻挫と同様です。むち打ち症の中で最も多く、70%を占めるといわれています。ケガをした直後にはあまり症状がでない場合が多くあり、頚椎の骨と骨の間にある関節包や骨の周囲にある靭帯などが損傷されたものです。
しかし、翌日から肩が重い、首が痛い等の症状が顕著に出てきます。その後、3~4週間程、適切な治療が行われていなかった場合、自律神経障害の症状が現れてきます。この症状は不安を感じるとより強く感じられるようになります。「後になって悪くなりますよ」などと言われるのはこの症状のことを指しているのです。
また、上記の症状以外に、事故直後から起き上がれないほどの大怪我の状態の方も中にはいます。その様な場合には、脊髄から出てくる神経の根っこが損傷してしまっていたり(神経根損傷型)、脊髄そのものが損傷している(脊髄損傷型)ことが考えられます。この場合は、事故直後から症状が現れるので、後日突然神経根損傷型や脊髄損傷型のような症状がおこることはほとんどありません。
症状はどうやって確認、診断するの?
最初の治療が肝心です。診断は医師によってされ、神経が損傷しているかどうかの有無をチェックします。神経学的検査方法には次のようなものがあります。
その他、レントゲン撮影を行いますが、症状によってはMRIやCTスキャン等も必要とされる場合があります。
むちうちになったらどうしたらいいの?
むち打ちになったら、けがの程度にかかわらず、専門家(医師・柔道整復師)の診察を受けるようにしてください。出来るだけ安静にし、急性期を過ぎ症状が安定してきたらたら、首のストレッチ体操を開始し、できるだけ普段どおりの日常生活に戻す努力をしましよう。約1カ月もすれば症状の改善がみられます。
効果的な治療によって身体を元の状態(バランスの取れた状態)に戻していかないと、自律神経の症状が強く現れてきます。慢性的な痛みや肩こりが長引く場合には、運動療法を取り入れ、血行の促進を促すような治療を受けることをお勧めします。